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ブログ|MC天神 こが歯科・矯正歯科|福岡市中央区天神の歯医者・矯正歯科

詰め物が取れた・詰め物を白くしたい・詰め物が痛いと詰め物について気になる方は読んでください

  • 2022/11/24
  • 詰め物

こんにちは。

今回は多くの方のお口に入っているであろう、「詰め物」についてです。

詰め物は使う素材で色や強度の違いがありますし、その日のうちに詰めて終わるものや型取りをして後日つけるもの、

と様々ありますのでわかりやすくお伝えできればと思います。

① 詰め物が取れた時について

これがきっかけで久々歯科医院へ来院される方は多いのではないでしょうか?

詰め物は歯につける際、専用の接着用セメントを使用しますのでそう簡単には外れませんが、以下の3点については注意が必要です。

そしていずれかに当てはまるのではないかと思います。

詰め物が外れる原因として考えられることは、

(1)虫歯ができている (2)接着剤の劣化 (3)歯ぎしりや食いしばりによる力の負担 です。

(1)詰め物と歯の間に虫歯ができてしまっている場合。

詰め物外れの原因として意外と多いと思います。

詰め物と歯との間に虫歯ができると、歯質が溶けるため隙間ができます。

そうすると、詰め物と歯はぴったりと適合しなくなるので外れてしまうのです。

もともと、詰め物の治療をした歯は虫歯のリスクが高いと考えましょう。

詰め物をしたからと安心して磨けていなければ、再び虫歯になってもおかしくはありません。

虫歯の原因は磨き残した歯垢(プラーク)です。この歯垢(プラーク)を適切に落とせるケアの仕方を身につけましょう。

定期健診でブラッシング指導を受け、プラークフリーなお口の環境作りができるよう頑張りましょう。

※虫歯の治療と予防について

(2)接着剤の劣化

詰め物を接着するときに使用する接着用セメントは年数がたつと劣化して接着性が失われていきます。

特に保険診療で作る銀歯の接着用セメントは比較的劣化しやすく、詰め物が外れる原因になりやすいです。

ちなみに、セラミックに使用する接着性セメントは歯質との適合性が良く劣化しにくく長持ちする傾向にあります。

(3)歯ぎしりや食いしばりによる力の問題

歯ぎしり、食いしばり、かみしめなどで歯がすり減り、詰め物と歯質に隙間ができてしまったり、

過剰な力が加わることで詰め物が割れたり、変形したりすることで外れることがあります。

こういった力の負担は歯周病にも影響しますので早めに対応したいものです。

② 詰め物を白くしたい

本来、歯は白いものです。その白いお口の中に銀色が見えると不自然で目立ってしまうので、人前で笑うことや話すことに

消極的になっている方は少なくありません。

この銀歯を白い歯に変えることは、見た目もさながら健康にも多くのメリットがあります。

明るくなるのはお口の中だけではなく心も体もハッピーになれそうです。

(1)銀歯を白くした方がいい理由

・銀歯の下で虫歯になりやすい ・金属アレルギーになる可能性がある ・アマルガム(銀色の詰め物)内の水銀に注意 ・歯ぐきを黒くする可能性がある

・歯垢(プラーク)が付着しやすい ・強い力が加わることにより、歯に亀裂が入り歯自体が割れるリスクが高まる

これらの理由をみて気になる方はすぐにご相談ください。

(2)白くする方法

保険内診療では、レジンという強化プラスチックをつめてその日で終わる方法や、型取りをしていれるCAD-CAMクラウン、CAD-CAMインレーという

ハイブリッドセラミック(強化プラスチック+セラミック)の材質を使った詰め物やかぶせ物が適応されています。

※ レジンなどのプラスチック系の材料は、経年的な変化でいうと吸水性の変色や材料の摩耗はあります。

保険外診療では、使える材質の選択肢が増えます。

強度と見た目の良さを兼ね備えたセラミック系の材料は、歯質との親和性も適合もよいので広く使われています。

透明感もあるのでお口に入れた時の自然さな美しさは折り紙付きです。

また、セラミックはキメが細かい材質なので汚れ(歯垢など)がつきにくく衛生面においても優れています。ですので、虫歯になりにくいといえます。

歯を傷つけにくくもあり、それがひいては歯を長持ちさせることとなります。

※ レジンと違い、セラミック系の材料は吸水性がないので変色はしません。
※ セラミック治療について

③ 詰め物が痛い

「詰め物を入れて、治療が終わったはずなのに痛い・・・?」ということはありませんか?

こういう時に、漠然とした不安や治療に対する不信感を持ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

考えられる原因を挙げますので、ご参考くださればと思います。

(1)詰め物の高さがあっていない

高さがあっていないと物を噛んだ時などに痛みを感じます。「しばらくしていれば慣れるだろう。」と放置していると症状が悪化してしまう恐れがあるので

高さの調整をお願いしましょう。

(2)金属の熱伝導により痛む

「冷たいものや熱いものがしみる。」と主に金属の詰め物を入れた後に訴える方がいらっしゃいます。

これは金属が「熱を通しやすい」特性があるためです。

一時的にズキッとする場合は様子を見てもいいでしょうが、

痛みがずっと続いたり何もしていない状態でズキズキ痛むようなら早めの受診をされた方がいいと思います。

(3)接着用セメントがしみている

虫歯の大きさにもよりますが、治療直後は歯の神経が過敏になっている場合があります。

ですので、接着の際に使った材料に神経が過敏に反応しているとしみてしまします。

これはおおむね、数分〜3日程度で収まりますが個人差があるものなので必ずしもそうとは言い切れません。

(4)神経の近くまで虫歯が進んでいる

大きい虫歯を取り除いた後の歯に詰め物をして、治療も完了となったけれど・・・痛む・・・。

多くの歯科医師は可能な限り神経を残そうと努力をします。

なぜなら、神経から栄養補給をしている歯ですからその供給源をとることは歯にとってマイナスだからです。

枯れ木状態になった歯は、もろくなってしまいます。

痛みが徐々に治まってくる場合は神経が見事回復してくれたということです。

しかし痛みがずっと続く場合は、神経をとらねばならないかもしれません。

すぐに歯科医師に相談しましょう。

(5)虫歯が再びできてしまい痛む

詰め物をして治った歯もお手入れ不足(磨けていない)だと再び虫歯となります。

それが原因で痛んでいるのかもしれません。

治療後こそしっかりと磨いて虫歯が再発しないよう気をつけましょう。

いかがでしょうか?当てはまるものはありませんでしたか?

詰め物にまつわるトラブルやご不安などは当院へご相談くださいませ。

しっかりと診査・診断をしてご希望に沿った治療法のご提案をいたします。


MC天神こが歯科

福岡市中央区天神5-7-7メディカルシティ天神6F

※天神北交差点そば

※「那の津口」「天神北ノース天神前」バス停近く

※天神地下街「東1a」出口より徒歩5分

TEL 092-781-7117

ご予約はネット予約もできます。

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