こんにちは!
天神北交差点そば、メディカルシティ天神6階にある『MC天神こが歯科』です😊
今日はホワイトニング効果があるといわれている歯磨き粉についてお話していきたいと思います🫧
ホワイトニングに興味があるけど、まず手始めに歯磨き粉からしてみよう!と、いざ店頭に足を運んでみたり、ネットで検索してみるととーーーってもいろんな種類の歯磨き粉があります。
いっぱいありすぎて分からない!
ということで、とりあえず人気があるって言われてるものを買うか・・・
なんてことになってないでしょうか??
今後購入するときはぜひ今日のお話を参考にしてみてください🙌
1.歯磨き粉によるホワイトニング効果の仕組みとは?
2.着色の原因は?
3.歯磨き粉の選び方
4.ホワイトニング歯磨き粉の効果的な使い方
5.歯科医師によるアドバイス:ホワイトニング歯磨き粉の利用について
この5つについてお話していきますね🫡
1. 歯磨き粉によるホワイトニング効果の仕組みとは?
まず、歯磨き粉による「ホワイトニング効果」とは、概ね歯の表面に付いた着色(ステイン)を落とすことです。
なので、歯を真っ白にするというわけではなく、歯を今お持ちになっている歯を元の色に近づけることを指します。
こちらは歯の表面に着色(ステイン)が付いた状態です。
これを落とすと・・・
このようになります。
いかがですか?
歯の表面に付いた着色を落とすだけで随分歯の色自体が白くなったように見えませんか??
こちらは当院で施術を行っておりますが、ホワイトニング効果がある歯磨き粉を使用することはこのように歯の表面の着色を落とすことなのです。
ただし、一部国内に流通している海外製品の中には過酸化水素(Hydrogen peroxide)という成分を含んでいるものもあります。
この過酸化水素(Hydrogen peroxide)という成分は病院内で行うホワイトニングにも含まれる成分なので、これらは歯自体を白くする効果があると思われます。
ただし、日本人の歯は比較的薄い傾向にあるため、知覚過敏などの症状が出るリスクがあります。
2.着色の原因は?
それは、ズバリ色の濃い食べ物です😲
例えば、着色でお困りの患者様の話でよく聞くのは「コーヒーをよく飲む」です☕
最近は紙たばこを吸う方は少なくなりましたが、紙たばこも着色の原因になりやすいです。
3. 歯磨き粉の選び方
さて、では本日の本題、「歯磨き粉の選び方」です☝️
✨その①✨
みなさんは歯磨き粉にも「医薬部外品」と「化粧品」の二つの分類があることをご存知でしたか?
医薬部外品:名称、成分、用量・用法、効果・効能、安全性などについて審査が行われ、予め承認を得たもの
化粧品:平成13年4月から全成分表示制度の導入に伴い承認制度が原則廃止され、企業の自己責任において化粧品としての安全性などが保証されたもの
つまり、「医薬部外品」には薬効成分が含まれてますが、「化粧品」には歯磨き粉の基本成分しか含まれていないということなのです。
「医薬部外品」の歯磨き粉は「薬用歯磨き粉」と表示されている場合が多いので、検討している歯磨き粉があればパッケージをよく見て医薬部外品か化粧品か確認してみると良いでしょう。
✨その②✨
次に大事なのは、ご自身の歯の着色状況をよくチェックすることです。
上記でお話ししましたが、歯自体の黄ばみは歯磨き粉では落とせません。
ではこの場合の着色の状況とは??
それは、歯の表面がザラザラしてるかしてないか、です。
着色汚れは歯の表面に茶色いステインが付着している場合と、歯の表面の細かい傷に汚れが入り歯がくすんでいる場合の2パターンに分けられます✌️
・歯の表面の茶色い着色は、「ポリリン酸ナトリウム」や「PEG(ポリエチレングリコール)」、「PVP(ポリビニルピロリドン)」などが含まれた歯磨き粉がおすすめです👌
ポリリン酸ナトリウム:この成分は、歯の表面に付着した汚れや着色物を効果的に取り除き、歯をより明るく白く見せる効果が期待されています。また、歯垢の形成を抑制する働きもあり、口腔内の清潔さを保つのに役立ちます。そのため、ホワイトニング用歯磨き粉の中にこの成分が含まれていることで、歯を美しく保つだけでなく、口臭や歯周病の予防にも効果が期待されます。ポリリン酸ナトリウムは安全性が高く、歯科医師も推奨する成分の一つです。
PEG(ポリエチレングリコール):PEGは水溶性であり、歯磨き粉の粘性を高める効果があります。これにより、歯ブラシと歯の表面との間にできた摩擦が増加し、歯垢や着色汚れを効果的に除去することができます。また、PEGは歯磨き粉の配合成分を均一に混ぜる役割も果たしており、歯磨き粉の品質を安定させる効果があります。さらに、PEGは歯磨き粉の保湿効果も持っており、口内の乾燥を防ぐことができます。
PVP(ポリビニルピロリドン):PVPは、歯垢や着色汚れなどの歯の表面に付着した不純物を取り除く効果があります。さらに、PVPは歯の表面に付着している色素を包み込み、歯を白く見せる効果もあります。そのため、ホワイトニング用歯磨き粉にPVPが配合されていることで、より効果的な歯の美白効果が期待されるのです。
・歯の表面がザラザラしていて、色むらがある場合はハイドロキシアパタイトが入った歯磨き粉がおすすめです👌
ハイドロキシアパタイト:歯の主要な構成成分で、歯のエナメル質を強化し、歯垢や着色汚れを除去する効果があります。ホワイトニング用歯磨き粉におけるハイドロキシアパタイトの役割は、歯の表面を磨き上げるだけでなく、歯の再石灰化を促進して、歯の色を明るくし、歯の健康を保つことに貢献します。さらに、歯の表面に付着した汚れや色素を取り除き、口腔内環境を清潔に保つ効果もあります。
これらの成分が代表格です😊
今後ホワイトニング用歯磨き粉を購入する際は裏の成分表も見てみてくださいね🙌
✨研磨剤について✨
歯磨き粉の研磨剤は、歯の表面に付着したプラークや着色物を取り除くために使用されます。
一般的な研磨剤としては、炭酸カルシウムやシリカが使用されています。
これらの微粒子は、歯の表面にやさしくこすりつけることで、汚れや着色物を除去し、歯を磨く効果を持っています。
ただし!
研磨剤が粒子が大きすぎると、歯のエナメル質を傷つける可能性があるため、注意が必要です😢
歯科医師や歯科衛生士による適切な歯磨き方法の指導を受けることで、歯磨き粉の研磨剤を適切に活用することが重要です☝️
4.ホワイトニング歯磨き粉の効果的な使い方
ホワイトニング歯磨き粉を使用する際には、まず歯ブラシに適量を取ります。
過剰に使用すると歯や歯茎に刺激を与える可能性があるため、適量を守ることが重要です。
その後、歯磨き粉を歯ブラシで歯に塗るようにして歯を磨きます。
歯の表面に付着した歯垢や色素沈着を効果的に除去するために、歯磨きを丁寧に行うことが大切です。
発泡量は少なめが理想的。
泡立ちがよすぎたら使用量を調整しましょう😊
また、歯磨き後には十分にすすいで残留した歯磨き粉を取り除き、口の中を清潔に保つことが重要です。
5.歯科医師によるアドバイス:ホワイトニング歯磨き粉の利用について
ホワイトニング効果がある歯磨き粉は、歯の着色汚れや黄ばみを取り除いてくれる頼もしい存在です。
歯を美しく輝かせるためには欠かせないアイテムですね。
朝昼晩の歯磨きタイムにホワイトニング効果がある歯磨き粉を使うと、少しずつでも歯が白くなっていく様子が嬉しいですよね。
笑顔がさらに輝くこと間違いなし!
ただし、過剰に使用すると歯が敏感になることもあるので、適切な使い方を心がけましょう。
ホワイトニング歯磨き粉の効果を最大限に引き出すためには、毎日の歯磨きを継続し、定期的な歯科医院でのクリーニングを受けることが推奨されます。
歯石が付いたまま磨くよりも、歯石を取ってから磨いた方が効果抜群だからです😊
今日はホワイトニング用歯磨き粉についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか🤗
選びきれない!
自分に合ったものが分からない!
ホワイトニング用歯磨き粉を使う前に全体クリーニングしてほしい!
そんな方はぜひ、当病院に遊びに来てください😆
MC天神こが歯科
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