歯を失った場合どうやっておぎなう?〜選択肢いろいろ
- 2023/06/06
- インプラント
こんにちは。
今回は失くした歯をどうやっておぎなうか?
また、おぎなうための治療法をご提案したいと思います。
① ブリッジ
ブリッジとはその名の通り、人口の歯で構成される”橋”です。
その橋は隣接する健康な歯に支えられています。
長所:異物感が少ない
つけたまま生活できる
本物の歯に比較的近い
短所:健康な歯を削る必要がある
清掃しにくい
本数や適応範囲に限界がある(できないこともある)
材料:メタルブリッジ(保険適用)※ゴールド使用の場合は保険適用外となります。
セラミックブリッジ(保険適用外)
② 入れ歯(義歯)
出し入れのできる人工の歯が入れ歯(義歯)です。
種類:部分入れ歯
歯が残っている場合に使います。人工歯が欠損したところに配置され、
残っている歯にフックをかけて保持します。
総入れ歯
すべての歯がない場合に使います。
歯ぐきや上あごの天井に密着し、粘着力や吸引力によって保持されます。
長所:健康な歯を削る量が少ない
取り外して清掃できる
残っている歯や顎の形にとらわれずに作ることができる
短所:異物感が強い
金具などが見えることもある
噛む力が弱い
保険適用の入れ歯は、樹脂と金属のフックを用いて作られます。
金属フックが気になる方や、使用感を重視されたい方は
保険適用外の材料・設計をご提案いたします。
③ インプラント
歯をなくした場所に人工的な歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。
構成:フィクスチャー(人工歯根)チタン製のねじ状の器具。
顎の骨に埋め込むことで人工の歯根として機能し噛む力を受け止めます。
しっかりと定着するまでの期間は1カ月~半年。
アバットメント(土台となる部分)フィクスチャーと上部構造とをつなぐ役割をします。
もともと、フィクスチャーとくっついているものもあります。
上部構造(かぶせ物・歯となる部分)自然な見た目とかみ合わせを再現するために作られた人工の歯です。
ねじや接着剤でとめます。
手順:診察・カウンセリング 歯科医師が口腔状態を評価し、レントゲンやCT画像を用いながら
インプラント治療の適切性を判断し計画を立てます。
サージカルガイドの作製 CTをもとに設計した位置へ安全にインプラントを埋入するための
サージカルガイドを作製します。
一次手術 局所麻酔を用い顎の骨にフィクスチャーを埋め込み、歯ぐきを縫合して傷口を閉じます。
術後はフィクスチャーが骨と結合する期間(3か月〜半年)を待ちます。
二次手術 結合期間を待ったその後、局所麻酔を用い歯ぐきを再度切開し
フィクスチャーにアバットメントを取り付けます。
上部構造取り付け アバットメントにかぶせ物を取り付けます。
かぶせものは自然な見た目やかみ合わせの再現をします。
定期メンテナンス 定期的なフォローアップとメンテナンスは必須です。
インプラントの状態や周囲の組織の健康をみていきます。
問題が早期に発見されれば適切な処置ができ、
インプラントの長期的な成功を促進させることができるかと思います。
長所:健康な歯を削ることがない
周囲の歯に負担をかけない
噛む力が本物の歯に近い
短所:治療期間がかかる
外科治療が必要となる
骨の量や持病によっては適応外となる(できないこともある)
どの治療を選択しても、「入れて終わり」ではありません。
メンテナンスは必要です。
しっかりと治療をして残っている歯も守りましょう!
MC天神こが歯科
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