こんにちは!
天神北交差点近くのMC天神こが歯科です^^
3月も中旬になりましたがまだまだ寒さを感じる日々ですね。
今日は「歯がしみる原因」についてお話していきたいと思います。
1. 歯の神経が刺激される原因とは?
歯の神経が刺激される原因はいくつかあります。
①虫歯
②歯ぎしり
③歯磨きの際の過剰な圧力
④歯の根の炎症
⑤歯周病の進行
以上の5つが歯がしみる原因になることが多いです。
では、症状別にみていきましょう。
2.虫歯で歯がしみる?
虫歯で歯がしみる原因は、虫歯菌が歯の表面に付着し、歯のエナメル質を侵食することが挙げられます。
虫歯菌が砂糖やデンプンなどの炭水化物をエネルギー源として利用する際に、酸を作り出すため、歯の表面が溶かされてしまうのです。
その結果、歯の神経や象牙質が刺激され、歯がしみると感じることがあります。
3.歯ぎしりでしみる?
歯ぎしりによって歯が強く摩擦されることで、歯の表層のエナメル質が削れてしまい、刺激を受けやすい二番目の層の象牙質が露出してくることがあります。
また、歯が揺れるので、歯茎が後退することもあります。
さらに、歯ぎしりによる力の加わり方によっては、歯にひびが入って虫歯の原因になったり、歯が割れてしまうこともあります。
歯が割れてしまうと割れた場所によっては抜かないといけない場合もあるので、歯ぎしりの症状がある場合は、就寝時に装着するマウスピースを作製した方がいいかもしれません。
4.歯磨きでしみる?
歯ブラシの硬さや歯磨き粉の成分、歯みがきの力加減などが影響を与えることがあります。
歯磨きの頑張りすぎで歯の表面にあるエナメル質が削られてしまったり、歯茎が退縮してしまうことがあり、それが原因でしみることがあります。
また、歯ブラシで歯茎を傷つけてしまうとそれもしみる原因になります。
歯周病や虫歯などの歯の問題がある場合も歯磨きで歯がしみることがあります。
歯ブラシはご自分の歯の形態に合わせて選ぶのが一番です。
分からない場合は歯医者さんで一度相談してみましょう。
5.歯の根の炎症でしみる?
歯の中心部にある歯髄が炎症を起こし、その周囲の神経や血管が刺激されることによって生じます。
この炎症は虫歯や歯周病が原因で発生することが一般的です。
6.歯周病の進行で歯がしみる?
歯周病が原因で歯がしみるメカニズムは、歯周病によって歯肉や歯槽骨が炎症を起こし、歯を支える組織がダメージを受けることによって起こります。
歯周病の進行により歯周ポケットが深くなり、そこに食べかすなどがたまり、歯垢が蓄積されると、細菌が増殖して炎症を引き起こします。
この炎症が進行すると、歯の根の表面が露出し、刺激に敏感になり、痛みを感じることがあります。
ですから、歯周病の早期発見と適切な治療が重要ですね。
歯がしみる原因の代表例を今日は挙げてみました。
いかがでしたしょうか?
もし少しでも当てはまる症状がある場合は、早めに歯科医院を受診して適切な治療を受けることが大切です。
気になることがあれば、お気軽に相談してみてくださいね。
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