こんにちは。
今回から日々の診療で患者様からよくお聞きするお悩みについて、私なりの言葉でわかりやすくお答えしていきたいと思います。
今回は、「歯がしみる」という症状について。
しみるパターンによって治療法が分かれますので
私たちは
「どういったときにしみますか?」
と質問します。
さて。
ここに代表的な3つのパターンについて例を挙げますね。
1,冷たいものがしみる
(1)虫歯ができている
(2)歯周病
(3)知覚過敏
冷たい刺激でしみるときはこのような状況であることが予想されます。
(1) 歯にできた虫歯の穴。穴が小さくてもそこから神経へと刺激が伝わり痛みます。
虫歯の大きさが小さければ、悪くなった部分だけを削って塞ぐという治療になります。
虫歯が大きければ”神経をとる”ことになるかもしれません。
レントゲンなどを使いながらしっかりと検査、診断してもらいましょう。
※虫歯の治療と予防について
(2) 歯周病によって歯ぐきが下がってしまい、冷たい刺激がしみているかもしれません。
しばらく検査をされていない方は歯周病の検査を受け、現状を説明してもらいましょう。
※歯周病の治療と予防ついて
(3) 虫歯がないのにアイスをかじってヒヤッと!こんなときありませんか?
そう、よく聞く知覚過敏です。
何らかの原因で歯ぐきが下がり、歯の刺激に弱い部分が露出しておきます。
歯ぐきが下がった原因は食いしばりや歯周病など様々です。
露出した部分を詰めて塞いだり、知覚過敏用のお薬を塗ったり、日ごろお使いになるオーラルケア用品についてもご案内できますのでご相談ください。
※顎関節症ついて
2,熱いものがしみる
(1) 虫歯ができている。
虫歯が大きく神経を刺激している可能性が高いですが、そうでない場合もあります。
レントゲン検査で虫歯の大きさを確認しましょう。
※虫歯の治療と予防について
(2) 歯周病
歯周病によって歯ぐきが下がってしまい、熱い刺激がしみているかもしれません。
しばらく検査をされていない方は歯周病の検査を受け、現状を説明してもらいましょう。
※歯周病の治療と予防ついて
3、甘いものがしみる
(1) 虫歯がある
(2) 知覚過敏
(1) 歯の表面であるエナメル質にとどまっている虫歯は、かすり傷みたいなのものですが、それよりも内側に進んだ状態なのかもしれません。
虫歯の大きさをレントゲンでしっかりと調べましょう。
※虫歯の治療と予防について
(2) 虫歯がないのに甘いものがしみる場合、知覚過敏かもしれません
歯ぐきが下がり、刺激に敏感な部分が露出しているとしみてしまいます。
歯ぐきが下がった原因は食いしばりや歯周病など様々です。
露出した部分を詰めて塞いだり、知覚過敏用のお薬を塗ったり、日ごろお使いになるオーラルケア用品についてもご案内できますのでご相談ください。
※顎関節症について
いかがでしょうか。
「歯がしみる」には色々とパターンがあり、それぞれに原因はあります。
当院は様々な角度から診断して、その方にあった治療法をご提案いたします。
どうぞお気軽にご相談くださいませ。
MC天神こが歯科
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