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歯が欠けた!〜転倒などの外傷時や、かみ合わせで歯が欠けてしまったら?どうしよう?|MC天神 こが歯科・矯正歯科|福岡市中央区天神の歯医者・矯正歯科

歯が欠けた!〜転倒などの外傷時や、かみ合わせで歯が欠けてしまったら?どうしよう?

  • 2023/03/14
  • 歯が欠けた

こんにちは。

今回は歯が欠けたときの場合についてです。

硬いものを噛んだ拍子に欠けてしまう、普通に食事をしていたのに欠けた、酔っぱらってこけた・・・などなど。

様々な原因があるかとおもいますが、欠けてしまった歯の処置についてできるだけわかりやすくお話していきたいと思います。

① 外傷(転倒・衝突など)

・歯が欠けた(破折)

特に前歯に起こりやすいのですが、物が当たったり、転んだ時の強い衝撃で歯が欠ける。

先っぽだけ少し欠けただけなら、神経や歯周組織への影響も少ないかと思われます。

様子を見てもいいかもしれませんが、念のため歯根の破折がないかレントゲンを撮って調べた方がよいと思います。

大きく欠けた場合はすぐに受診しましょう。

神経まで露出してしまっている場合は、神経処置を行い最終的に歯の形を修復しなければなりません。

その後も歯ぐきの腫れがないかなどの経過観察は続けていきましょう。

乳歯の場合は永久歯へ生え変わるまで経過を見ましょう。

・歯がグラグラになった(動揺・歯根破折)

歯を打ったことで、歯がグラグラになったり歯ぐきから出血したり。

特に小さいお子様(男児)が経験することが多いです。

歯がぐらつくのは、歯の周りで支えている骨がダメージを受けたか、歯の根っこが折れたか・・・が考えられます。

受けた衝撃が歯の根っこや、歯の周りの骨に影響していないか(根っこや骨が折れてはいないか?)をレントゲン撮影で調べた方がいいです。

もし、軽度な動揺なら処置の必要がなく様子を見ることになります。

しかし、動揺の程度が大きい場合は歯にギプスをつけて固定することになります。(目安2〜3週間)

根っこや骨の骨折により歯を残すことが厳しいと診断されれば最悪、抜歯となる場合もあります。

・歯がめり込んだ、ずれた(陥入・転位)

お子様が転んだりぶつけた拍子に、歯の位置がずれたり中にめり込んだり・・・。

生えかけている永久歯が内側に引っ込んだり・・・。

このような時は、歯の位置をもとの位置に戻してからギプスで固定をして回復を待ちます。

のちに生えてくる永久歯に影響が出ないか?根っこの周りに炎症が起きないか?レントゲンを用いながら経過を見るようにしましょう。

・歯が抜けた(脱落)

抜けてしまった歯の状態が良ければ、再植ができる可能性があります。

条件としては受傷してすぐに歯科医院を受診でき、歯周組織の状態がよければ再植後の経過も良好になる期待が持てます。

歯を戻したら両隣の歯と固定して1カ月程度は経過を見ます。

抜けた歯をなくしたり、歯の再植が難しい場合は別の対処を考えます。(特に永久歯の場合)

例えば、ブリッジ・入れ歯・インプラントなど。

※脱落した歯の保存法について

歯周組織は乾燥に弱いのでなるべく早く

「牛乳」

「ティースキーパー(ネオ製薬)」※ネットから購入可能

「お口の中」

に入れて保存をしましょう。

・歯の色が変わった、歯ぐきが腫れた(変色・歯肉の腫れ)

受傷した歯の色が黒っぽく変色することがあります。

これは衝撃を受けた歯の神経が内出血した色と思われます。

すぐに変色をする場合もあれば、数週間〜数か月後に変色をすることもあり個人差は出ます。

また、神経の充血がおさまり変色が回復することはあります。

しかし、黒く変色したままでしたら神経のダメージが大きかったと考えられるので神経をとる処置が必要になるかもしれません。

歯の根元にサクランボ様のおできができた場合は、神経へのバイキン感染によるものなので神経処置をすることになります。

春は外傷の患者さんが増えます。

特に小さなお子さまをお持ちの方は、お子様が転んでしまったりお友達と接触したりで怪我をしてしまうシーンに多く

遭遇することがあるかもしれません。

あわてず、歯科医院へ連絡をしましょう。

② かみ合わせが悪くて欠けた

かみ合わせのバランスが良くない場合、一定の歯に加わる力が大きくなるため、欠けてしまうことがあります。

小さく欠けた場合はさほど心配はいらないのかもしれませんが、大きく欠けてしまったら事は重大です。

大きく欠けたことで神経が露出していたら、神経の処置をしないといけません。

神経をなくした歯は”枯れ木”状態になるためもろくなります。再び大きく欠けてしまわないよう、かぶせ物をつけて歯を覆う形で治療を終えます。

かぶせるものの材質も歯に重要になるのでしっかりと相談しましょう。

そもそもの原因である、「アンバランスなかみ合わせ」に対するアプローチも検討されるとよろしいかと思います。

かみ合わせの負担から歯が欠けたことのある方は一度当院へご相談ください。

顎関節・かみ合わせに対する経験豊富な歯科医師がおりますので、かみ合わせのバランスを総合的に診断してご説明いたします。

※顎関節症について

※セラミック治療について

※インビザラインについて


MC天神こが歯科

福岡市中央区天神5-7-7メディカルシティ天神6F

※天神北交差点そば

※「那の津口」「天神北ノース天神前」バス停近く

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TEL 092-781-7117

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